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幸せを生む場所でありたい

幸せを生む場所でありたい

 

普段から、無駄使いをしない母。
ちょっとでも部屋を離れれば、電気のスイッチを切り、
食卓に並ぶ料理は、自家製の野菜で作ったものばかり。
最後に買った洋服は、いつ買った洋服なのだろう?
随分、生地がへたって見える服を大事に着ている。
とにかく倹約家な母が、
「温泉入りに行こう、たまには贅沢しなきゃね」
と、私が実家に戻る度に口ずさんでは旅館を予約する。

外食が苦手な父も、この時はばかりは反対せずについてくる。
旅館で出される料理に、笑みを浮かべる母。
随分、しわが増えたような気がする。

父と風呂に入るのは、もう温泉の時しかない。
父はそしらぬ顔で入っているが、こっちはそうでもない。
洗い場で見る父の背中、子どものころは、とてつもなく大きく感じたが
今では随分と小さく見える。

旅館に来ると、思うことがある。
親子水入らずのくつろいだ時間は、あとどれぐらいあるのだろう?
そろそろ、親孝行を本気で考えないといけない歳になった。
旅館に来ることは、ちょっと贅沢かもしれない。
けれど、たまにはいいと思う。

果実の山「あづま屋」は、考えます。
私たちは、部屋や料理、温泉を提供していますが、
大切な人と大切な時間を過ごし、幸せを生む場所でありたい。
あなたの時間を使ってもらえる宿を目指します。
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